箱根フリーパスの料金や使い方は?購入方法と元を取る回り方を解説

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箱根への旅行を計画していると、必ずと言っていいほど耳にするのが「箱根フリーパス」という名前ですよね。
せっかくの旅行ですから、できるだけお得に、そしてスムーズに観光地を巡りたいと考えるのは当然のことだと思います。

しかし、いざ調べてみると「どの乗り物に乗れるの?」「本当にお得になるの?」といった疑問が次々と湧いてくるかもしれません。
私自身も初めて箱根を訪れた際は、チケットの種類や購入場所に迷ってしまったことがあります。

この記事では、箱根観光の強い味方である箱根フリーパスについて、その魅力や賢い使い方を詳しく解説します。
対象となる乗り物の種類から、具体的な料金の目安、さらにはデジタル版のメリットまで、知っておきたい情報を網羅しました。

読み終える頃には、ご自身の旅に箱根フリーパスが必要かどうかがはっきりと分かり、自信を持って出発できるようになるはずです。
最新の情報を整理してお伝えしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

記事のポイント

  • 箱根エリアの主要な8種類の乗り物が期間中すべて乗り放題になる
  • 有効期間は2日間と3日間の2種類で自分の旅程に合わせて選べる
  • 約70箇所の観光施設や飲食店で入場料割引などの優待が受けられる
  • スマホで購入・提示ができる便利なデジタル版も選択可能である

箱根 フリーパスの概要や対象の乗り物を紹介

  • 8種類の乗り物が自由に乗り降りできる魅力
  • 対象となる主要エリアと移動ルート
  • 2日間と3日間から選べる有効期間の仕組み
  • 出発駅で異なる最新の料金体系と目安
  • 駅の窓口や券売機で買える場所と手順
  • スマホで完結するデジタル版の利点
  • 約70の観光施設で割引を受けられる優待

8種類の乗り物が自由に乗り降りできる魅力

箱根フリーパスの最大の魅力は、なんといっても箱根エリア内の主要な交通機関がこれ一枚で乗り放題になる点です。
結論からお伝えすると、箱根観光で欠かせない「8種類の乗り物」が対象となっており、移動のたびに切符を買う手間が一切ありません。

具体的にどのような乗り物に乗れるのか、以下のリストにまとめました。
これらすべてが、有効期間内であれば何度でも自由に利用できるのです。

  • 箱根登山電車(小田原〜箱根湯本〜強羅など)
  • 箱根登山ケーブルカー(強羅〜早雲山)
  • 箱根ロープウェイ(早雲山〜大涌谷〜桃源台)
  • 箱根海賊船(芦ノ湖の桃源台〜元箱根〜箱根町)
  • 箱根登山バス(指定区間)
  • 観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
  • 小田急ハイウェイバス(指定区間)
  • 東海バス(指定区間)

例えば、箱根登山電車でスイッチバックを楽しみながら山を登り、そのままケーブルカーやロープウェイへ乗り継ぐといった移動も非常にスムーズです。
急な予定変更で「もう一度あの場所に戻りたい」と思った時でも、追加料金を気にせず乗り直せるのは嬉しいポイントですね。

公共交通機関を駆使して箱根を隅々まで楽しみたい方にとって、これほど心強いチケットは他にありません。
乗り物そのものが観光名所となっている箱根だからこそ、移動そのものをアクティビティとして楽しめる魅力があります。

対象となる主要エリアと移動ルート

箱根フリーパスがカバーするエリアは非常に広く、箱根のメインルートである「箱根ゴールデンコース」を完全に網羅しています。
小田原や箱根湯本といった玄関口から、強羅、大涌谷、そして芦ノ湖周辺まで、観光客が訪れる主要スポットのほとんどをカバーしているのが特徴です。

さらに、箱根町内だけでなく、静岡県の御殿場や三島方面の一部区間まで利用できる点も見逃せません。
以下に、主な移動ルートのイメージを整理しました。

  • 王道の周回ルート:小田原・箱根湯本から強羅、大涌谷を経て芦ノ湖を渡り、バスで戻るコース
  • 御殿場方面:箱根から乙女峠を越えて、御殿場プレミアム・アウトレットへ向かうルート
  • 三島方面:元箱根港付近からスカイウォークなどを経て三島駅へ向かうルート

このように、箱根を拠点として周辺の観光地へ足を延ばす際にも、このフリーパスが活躍してくれます。
広範囲な移動が可能になるため、1泊2日以上の旅行であれば、行動範囲がぐっと広がることを実感できるでしょう。

ただし、バスの路線によってはフリーパスが使えない区間も一部存在するため、乗車前に確認しておくと安心です。
基本的には、オレンジ色の看板が目印の箱根登山バスの指定区間であれば問題なく利用可能だと考えて良いでしょう。

2日間と3日間から選べる有効期間の仕組み

箱根フリーパスを購入する際にまず知っておきたいのが、有効期間の設定についてです。
このチケットには「2日間券」と「3日間券」の2種類のみが用意されており、1日だけ有効な「1日券」は存在しません。

結論として、日帰り旅行の場合でも2日間券を購入して利用することになります。
「1日しか使わないのにもったいない」と感じるかもしれませんが、実は日帰りでもルート次第では十分に元が取れる設定になっています。

有効期間に関するルールを簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 連続した2日間、または3日間で使用すること(飛び石での利用は不可)
  • 利用開始日から起算して有効期限が決まる
  • 期間内であれば対象の乗り物は何度でも乗り降り自由

旅行のスタイルに合わせて、1泊2日なら2日間券を、2泊3日なら3日間券を選ぶのが一般的です。
3日間券は2日間券に数百円ほどプラスするだけで購入できるため、滞在期間が長いほど一日あたりのコストパフォーマンスは高くなります。

もし余裕を持ったスケジュールで箱根を満喫したいのであれば、迷わず3日間券を選ぶことをおすすめします。
最終日に少しだけお土産を買いに駅まで移動するといった、ちょっとした移動にも気軽に使えるのがフリーパスの良さですね。

出発駅で異なる最新の料金体系と目安

箱根フリーパスの料金は、どこから使い始めるか、つまり「出発駅」によって設定が異なります。
大きく分けると、新宿などの小田急線各駅からの「往復乗車券付き」と、小田原などで購入する「現地用」の2パターンがあります。

まず注意していただきたいのが、運賃改定や燃料価格の変動により、料金は時期によって変わることがあるという点です。
以下の表はあくまで一般的な目安(2023年時点の例など)として参考にしてください。

出発駅の区分 2日間有効(大人) 3日間有効(大人)
新宿駅から(小田急線往復付) 約6,100円 約6,500円
町田駅から(小田急線往復付) 約5,800円 約6,200円
小田原駅から(現地用) 約5,000円 約5,400円

子ども料金(小児)は、大人の料金に比べて非常に安く設定されており、家族旅行での負担を抑えられるよう配慮されています。
例えば小田原発の2日間券であれば、子どもは1,000円程度で済む場合もあり、非常にお得感が強いと言えるでしょう。

最新の正確な料金については、必ず出発前に小田急電鉄や「箱根ナビ」の公式サイトで確認するようにしてください。
また、新宿からロマンスカーを利用する場合は、このパスのほかに別途「特急券」が必要になることも忘れないようにしましょう。

駅の窓口や券売機で買える場所と手順

箱根フリーパスは、旅行の当日に駅で簡単に購入することができます。
最も一般的な購入場所は小田急線の各駅で、自動券売機や窓口を利用するのがスムーズです。

券売機での購入手順はとてもシンプルで、画面にある「フリーパス」のボタンを選択し、行き先や有効期間を選ぶだけです。
ただし、券売機で購入できるのは原則として「当日利用分」のみで、販売時間も始発から16時頃までと決まっている場合が多いので注意が必要です。

駅以外での購入方法についても、いくつか選択肢があります。

  • 小田急線各駅の自動券売機・窓口
  • 箱根登山線の主要駅(小田原駅、箱根湯本駅など)の窓口
  • セブンチケットなどのコンビニエンスストア(事前購入)
  • 大手旅行代理店(JTB、近畿日本ツーリストなど)

旅行会社で購入する場合は、発券手数料がかかることもあるため、基本的には駅の券売機や窓口での購入が分かりやすくておすすめです。
もし「現地に着いてから天候を見て決めたい」という場合は、小田原駅や箱根湯本駅の窓口で購入しても全く問題ありません。

窓口であればスタッフの方に直接質問しながら購入できるため、初めての方でも安心ですね。
当日でも売り切れる心配はないチケットですので、ご自身のタイミングに合わせて購入場所を選んでみてください。

スマホで完結するデジタル版の利点

最近では、紙のチケットを持ち歩かなくてもスマホ一台で観光を楽しめる「デジタル箱根フリーパス」が非常に人気です。
これは「EMotオンラインチケット」というサービスを利用したもので、スマホのブラウザからいつでも購入できます。

デジタル版の最大のメリットは、チケットを失くす心配がないことと、窓口に並ぶ必要がないことです。
駅が混雑している時期などは、券売機の前で並ぶ時間を節約できるため、より効率的に観光をスタートさせることができます。

使い方も非常に直感的で、以下のような手順で利用します。

  • スマホで専用サイトにアクセスし、クレジットカード等で決済
  • 乗車時や施設利用時に、スマホ画面の「使う」ボタンを押してチケットを表示
  • 有人改札やバスの運転士に、動くアニメーション画面を提示する

ただし、いくつか注意点もあります。
スマホの電池が切れてしまうとチケットを表示できなくなるため、モバイルバッテリーを持参しておくと安心でしょう。

また、基本的には通信環境が必要になるため、電波の入りにくい場所ではあらかじめ画面を準備しておくなどの工夫も大切です。
紙のきっぷ特有の「旅の思い出」として手元に残る良さはありませんが、利便性を最優先するならデジタル版は非常におすすめできる選択肢です。

約70の観光施設で割引を受けられる優待

箱根フリーパスは、単なる乗り放題チケットではありません。
実は、箱根周辺の約70箇所もの観光施設や飲食店で、入場料の割引や特典を受けられるという大きなメリットがあります。

「移動でお得になるだけでなく、観光そのものも安くなる」というのが、このパスが長く愛されている理由の一つです。
具体的にどのような場所で優待が受けられるのか、代表的なジャンルを挙げてみます。

  • 美術館・博物館:彫刻の森美術館、箱根ラリック美術館などでの入館料割引
  • 温泉施設:箱根小涌園ユネッサンや日帰り温泉での入浴料割引
  • 飲食店・ショップ:対象のレストランでのドリンクサービスや、お土産代の割引
  • アクティビティ:箱根強羅公園の入園無料(一部条件あり)や、体験施設の利用料割引

一つ一つの割引額は100円から数百円程度かもしれませんが、いくつかの施設を巡れば合計でかなりの金額になります。
特に家族連れやグループ旅行の場合、人数分を合計すると無視できない大きな節約になるはずです。

優待を受ける方法は、各施設の窓口で箱根フリーパス(またはデジタル版の画面)を提示するだけでOKです。
最新の優待施設リストは公式サイトや配布されているパンフレットに詳しく載っていますので、ぜひ事前にチェックして、行きたい場所が含まれているか確認してみてくださいね。

箱根 フリーパスでお得に周遊する使い方と注意

  • 改札やバス乗降時におけるスムーズな提示法
  • 定番のゴールデンコースを回るメリット
  • どれくらい安くなる?個別購入と運賃を比較
  • ロマンスカー利用時の別途料金に関する注意
  • 1日券はなし?日帰り利用時の判断ポイント
  • 御殿場や三島方面へ移動する際の活用術
  • JR小田原駅から現地でパスを買う際の流れ
  • 箱根 フリーパスを活用して快適に旅行するコツ

改札やバス乗降時におけるスムーズな提示法

箱根フリーパスを手に入れたら、実際の使い方もマスターしておきましょう。
基本的には「係員の方に見せる」という動作が中心になりますが、利用する乗り物によって少しずつ作法が異なります。

例えば、小田急線や箱根登山電車の主要駅には自動改札機がありますが、磁気カードタイプのパスであれば、そのまま機械に通して通過できます。
一方で、バスや海賊船、ロープウェイなどでは、スタッフや運転士の方に券面をはっきりと提示するのがルールです。

スムーズに乗降するためのポイントをいくつかまとめました。

  • バスから降りる際は、あらかじめパスを手に持って準備しておく
  • デジタル版の場合は、乗車前に画面を起動させておくと慌てずに済む
  • 複数人で旅行していても、必ず一人一枚ずつ提示する(代表者のみは不可)

特に混雑しているバス車内などでは、パスをすぐに取り出せるようにしておくと、周りの方への配慮にもなりますね。
「どこで見せればいいのかな?」と迷った時は、周りの方の動きを参考にしたり、気軽にスタッフの方に尋ねてみたりしてください。

私が見る限り、箱根のスタッフの方々はフリーパスの対応に非常に慣れているので、提示するだけでスムーズに通してくれます。
難しく考える必要はありませんが、紛失しないようにチケットホルダーなどに入れて首から下げておくのも一つの手かもしれません。

定番のゴールデンコースを回るメリット

箱根観光には「箱根ゴールデンコース」と呼ばれる王道の周遊ルートがあります。
このコースを回る際に、箱根フリーパスほど相性の良いチケットはありません。

ゴールデンコースとは、箱根湯本から電車、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで大涌谷へ向かい、そこから海賊船で芦ノ湖を渡り、最後はバスで戻ってくるという一周ルートです。
結論として、このルートを辿るだけで箱根の自然や乗り物の魅力を一通り満喫できるようになっています。

フリーパスを使ってこのコースを回るメリットは以下の通りです。

  • 乗り継ぎのたびに切符を買うストレスから解放される
  • どの乗り物も追加料金なしで利用できるため、予算が立てやすい
  • 途中で気になった場所があれば、何度でも途中下車や引き返しができる

「せっかく箱根に来たからには全部体験したい!」という方には、このコースとフリーパスの組み合わせが最強の選択肢と言えます。
また、このコースは標高差があるため、乗り物が次々と変わる楽しさがあり、お子様連れの旅行でも飽きることがありません。

ただし、ゴールデンコースは非常に人気があるため、休日などは待ち時間が発生することもあります。
フリーパスがあれば「混んでいるから一旦別の場所へ行こう」といった柔軟な移動も可能になるため、混雑回避の面でもメリットがありますよ。

どれくらい安くなる?個別購入と運賃を比較

「本当にフリーパスを買った方が安いの?」というのは、誰もが気になるポイントですよね。
結論から言うと、先ほどご紹介したゴールデンコースを一通り回るだけで、個別に乗車券を買うよりも断然お得になります。

具体的な数字を見てみましょう。
ある検証データによると、新宿からゴールデンコースを一周して戻ってくるルートを個別支払いで計算すると、合計で1万円近くになることもあります。
これに対して、新宿発の2日間券は約6,100円ですから、なんと4,000円前後もお得になる計算です。

より分かりやすく、主な区間の通常運賃(大人・片道の目安)を表にしました。

区間・乗り物の種類 通常の運賃(目安)
箱根登山電車(箱根湯本〜強羅) 約460円
箱根ロープウェイ(早雲山〜桃源台) 約1,500円
箱根海賊船(桃源台〜元箱根) 約1,200円
箱根登山バス(元箱根〜箱根湯本) 約1,000円

これら主要な乗り物を一回ずつ利用するだけで、合計はあっという間に4,000円を超えてしまいます。
これに加えて、小田急線の新宿・小田原間の往復運賃(約1,800円前後)を足せば、フリーパスの価格を軽々と超えるのが分かりますね。

さらに、観光施設での割引特典も加味すれば、その差はさらに広がります。
「移動は最低限で、一箇所にずっと滞在する」というプランでない限り、基本的には箱根フリーパスを買っておいた方が賢明だと言えるでしょう。

ロマンスカー利用時の別途料金に関する注意

「箱根フリーパスを持っていれば、ロマンスカーもそのまま乗れる」と誤解されがちですが、ここは注意が必要です。
箱根フリーパスには「乗車券」の役割は含まれていますが、ロマンスカーのような全席指定の特急に乗るための「特急券」は含まれていません。

結論として、新宿から箱根湯本まで優雅にロマンスカーで向かいたい場合は、フリーパスとは別に特急券を買い足す必要があります。
もしフリーパスだけで移動したい場合は、急行や快速急行といった通勤電車タイプの列車を利用することになります。

ロマンスカー利用時の注意点を整理しました。

  • 特急券は駅の券売機、窓口、またはオンラインで購入可能
  • 特急料金は区間によって異なる(新宿〜箱根湯本で大人1,150円〜1,200円程度)
  • フリーパスを「乗車券」として使い、特急券を併用する形になる

「せっかくの旅行だから、行き帰りはゆったりロマンスカーで過ごしたい」という方は、予算に特急料金も含めておきましょう。
一方で、交通費を極限まで抑えたい場合は、急行列車を使えばフリーパスの料金内だけで新宿から箱根まで移動できます。

ロマンスカーは非常に人気があり、特に展望席などは早めに予約が埋まってしまいます。
利用を決めている場合は、フリーパスの購入とは別に、特急券の予約も済ませておくのがスマートですね。

1日券はなし?日帰り利用時の判断ポイント

箱根フリーパスには「1日券」がないため、日帰り旅行の方でも2日間券を検討することになります。
「1日で使い切るには高いかも」と迷うかもしれませんが、判断のポイントは「どれだけ乗り物に乗るか」に尽きます。

結論を言うと、日帰りであっても「ゴールデンコース(一周ルート)」を巡るなら、2日間券を買ったほうがお得になるケースがほとんどです。
逆に、「箱根湯本駅の周辺で温泉に入って、お土産を見て帰るだけ」というプランなら、フリーパスは不要と言えます。

日帰りでフリーパスを買うべきかどうかの目安は、以下の通りです。

  • 大涌谷のロープウェイや、芦ノ湖の海賊船に乗る予定があるか
  • 移動手段としてバスを3回以上利用する予定があるか
  • 割引対象となっている美術館や施設に2箇所以上行くか

これらに当てはまる場合は、たとえ1日だけの滞在でも、2日間券の元を取れる可能性が非常に高いです。
また、金額的な損得だけでなく、「毎回小銭を出して切符を買ったり、ICカードの残高を気にしたりしなくていい」という精神的な快適さも大きなメリットになります。

「せっかく箱根に来たから、主要な乗り物には一通り乗っておきたい」というアクティブ派なら、日帰りでも迷わず購入して良いでしょう。
反対に、のんびり過ごすことが目的の滞在型プランなら、都度支払いで済ませるのが経済的かもしれません。

御殿場や三島方面へ移動する際の活用術

箱根フリーパスの隠れた魅力は、箱根の中心部を飛び出して、静岡県側の御殿場や三島方面へも足を延ばせる点にあります。
例えば、午前中に箱根の山を楽しんだ後、午後は「御殿場プレミアム・アウトレット」でショッピングを楽しむというプランも可能です。

通常、箱根から御殿場へバスで移動すると片道で1,000円以上かかることがありますが、これもフリーパスの範囲内です。
また、三島方面へ向かう東海バスの一部区間も対象となっているため、日本最大級の吊り橋「三島スカイウォーク」へのアクセスにも使えます。

この広域エリアを活用する際のアドバイスをまとめました。

  • 御殿場方面:箱根登山バス(L路線など)や小田急ハイウェイバスの指定区間を利用
  • 三島方面:元箱根港から三島駅へ向かう東海バスの指定区間を利用
  • 注意:御殿場〜新宿間のハイウェイバス全区間は対象外(箱根エリア内のみ有効)

箱根観光のついでに富士山を近くで見たい、あるいはショッピングも楽しみたいという欲張りな旅程には、フリーパスが最適です。
特に3日間券を持っている場合は、1日を御殿場・三島方面の遠征に充てても追加の交通費がかからないため、非常にお得感があります。

ただし、バスの運行本数が限られている路線もあるため、あらかじめ時刻表を確認しておくことが大切です。
エリアの端から端まで使い倒して、箱根とその周辺の魅力を余すことなく満喫してみてはいかがでしょうか。

JR小田原駅から現地でパスを買う際の流れ

新幹線やJR線を使って小田原駅まで来る方の場合、小田急線の駅で購入する「往復付き」のタイプは利用できません。
その代わりに、小田原駅に到着してから「現地用」の箱根フリーパスを購入する流れになります。

結論として、JR小田原駅の改札を出たすぐ近くに、小田急線の窓口や券売機がありますので、そこで購入すればOKです。
JR線とのセット商品は基本的に存在しないため、小田原までは通常のJR切符やICカードで移動し、そこからフリーパスに切り替えるのが標準的な手順です。

現地で購入する際の具体的なステップをご紹介します。

  • JR小田原駅の改札を出て、小田急線・箱根登山線への乗り換え方面へ進む
  • 小田急線の自動券売機、または「小田急旅行センター小田原」の窓口を見つける
  • 「現地用(小田原発)」の2日間券または3日間券を選択して購入する

この現地用パスがあれば、小田原から箱根湯本への移動からスタートして、箱根全域の乗り放題が開始されます。
新幹線を利用して遠方から来られる方や、横浜方面からJRでアクセスする方にとっては、この方法が最も一般的で無駄がありません。

小田原駅は非常に分かりやすい構造になっていますし、案内板も充実しています。
万が一迷ったとしても、駅員さんに「箱根フリーパスはどこで買えますか?」と聞けば、すぐに場所を教えてもらえますので安心してくださいね。

箱根 フリーパスを活用して快適に旅行するコツ

最後に、箱根フリーパスを最大限に活用して、より快適な旅行にするためのコツをお伝えします。
箱根は非常に人気の観光地であるため、ちょっとした工夫をするだけで旅の充実度が大きく変わります。

まず一つ目のコツは、パスと一緒に配布されている「優待施設ガイド」や公式サイトのリストを事前にざっと眺めておくことです。
「ここは割引になるんだ」と知っているだけで、立ち寄る場所の候補が増え、結果的にお得に観光を楽しむことができます。

そのほか、意識しておきたいポイントをまとめました。

  • 混雑する時期は「逆回り」を検討する(通常は箱根湯本から強羅方面へ向かう人が多いため)
  • デジタル版を利用する場合は、予備のバッテリーを忘れずに持参する
  • 天候による運休情報(特にロープウェイ)をこまめにチェックする

箱根は山の天気なので、霧や強風でロープウェイが止まってしまうことも珍しくありません。
そんな時でも、フリーパスがあれば代替手段のバスへ追加料金なしで飛び乗れるため、柔軟に行き先を変更できる強みがあります。

また、乗り放題だからといって予定を詰め込みすぎず、お気に入りの温泉やカフェでゆっくり過ごす時間も大切にしてください。
「いつでもどこへでも移動できる」という安心感をバックに、自由気ままに箱根の町を歩いてみるのが、このパスの本当の楽しみ方かもしれません。

箱根 フリーパスを活用して快適に旅行するコツ

この記事では、箱根観光をより楽しく、そしてお得にする「箱根フリーパス」について詳しく解説してきました。
広範囲な乗り放題だけでなく、数多くの施設で受けられる優待特典など、そのメリットは多岐にわたります。
最後に、この記事の内容を振り返り、大切なポイントを確認しておきましょう。

  • 箱根登山電車やロープウェイなど主要8種類の乗り物が期間中乗り放題になる
  • 有効期間は2日間と3日間の設定があり自分のスケジュールで選べる
  • 新宿からの往復付きや現地小田原発など出発地に応じた料金体系がある
  • 約70箇所の美術館や温泉施設などで入場料の割引優待が受けられる
  • 紙のチケットに加えスマホで完結する便利なデジタル版も販売されている
  • 日帰りであっても王道の一周ルートを回るなら十分にお得になるケースが多い
  • ロマンスカーを利用する場合は別途特急券の購入が必要になるので注意する
  • 小田急線の各駅や主要な窓口で当日でも簡単に購入することができる
  • 御殿場や三島方面のバスも一部対象となっており広範囲な移動が可能である
  • 最新の正確な料金や運行状況は必ず出発前に公式サイトで確認する

よくある質問

箱根フリーパスは日帰りでも購入できますか?

はい、購入可能です。1日券の設定はありませんが、2日間有効なパスを日帰りで利用できます。大涌谷のロープウェイや芦ノ湖の海賊船などを利用するルートであれば、日帰りでも個別に支払うより安くなることが多いため、非常におすすめです。

ロマンスカーにはフリーパスだけで乗れますか?

いいえ、フリーパスだけでは乗車できません。箱根フリーパスは乗車券の役割を果たしますが、ロマンスカーは全席指定の特急列車であるため、別途「特急券」を購入する必要があります。特急券は駅の券売機やWEB予約サービスで事前に用意しておくとスムーズですよ。

デジタル版と紙のチケットで料金やサービスは違いますか?

基本的に、利用できる乗り物や優待施設、料金設定に違いはありません。デジタル版はスマホの画面提示で利用でき、窓口に並ばず買えるメリットがあります。一方、紙のチケットはスマホの電池切れを気にせず使え、旅の記念として残せる良さがあるため、お好みに合わせて選んでくださいね。

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